この世の99%は贋作でしかない

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こんにちは、青木です。

 


以前、贋作者こそが成功するという記事を書いて、
反響があったので続きを書こうかなと思います。

 


まあ、反響といっても、色々な意見があります。
真作以外認めたくない人も一定数います。
自分のオリジナルで稼ぎたいという人ですね。

 


ちょっと、考えて欲しいんですが、
そういう人は次のどっちなんですか?

 


・お金を稼ぎたい

 


・自分のアイディアを認めてもらいたい

 


これを区別できてねーと、
ビジネスをするしない以前の問題ですよ。

 


金を稼ぎてーなら、オリジナリティーなんか
正直、どうでもいいでしょw
正解の道筋が出来ているんだから。

 


それでも、オリジナリティーを求めるのは、
金を稼ぎたいからじゃなくて、

 

 

・自分を認めてもらいたい

 


・人とは違うという優越感に浸りたい

 


そういった感情から来ているものです。
ばっさり辛口で言わせてもらうと、

 


そんなこと考えているから稼げねーんだよ。

 

 

別に感情論『だけ』で話しているわけではないし、
ちゃんと理論もある。

 


そもそも、自分を認めてもらいたいと思って作った
サービスはその自意識が入ってしまう。
文章を書いていてもそうだ。

 


俺ってすごいやろ?

 


そんな雰囲気が文章や商品に入ってしまう。
それは購入者にとってはノイズでしかない。
そんなノイズィーな商品をお客は買いません。

 

お客が欲しいのは、
『自分の悩みを解決してくれる』
ものです。

 


例えば、食料はお腹がすいたという悩み、
美容品は綺麗になりたいという悩み、
コンサルはビジネスを成功させたいという悩み。

 


それらの悩みを解決してくれるものを
欲しがっているわけです。
そこに俺すごいやろ?という意識は、
お客さんにとっては余計な添加物です。

 


だから、オリジナリティーを最初から求めていると、
ビジネスは成功できないし、
ということは、稼げないってことです。

 


前回の記事でも書いたけど、
オリジナリティーなんていつか勝手に生まれるもので、
自分から作るものじゃない。

 


そもそも今の世の中の99%以上は、
贋作です、ビジネスに限らずね。

 


物語だって、神話からの派生だし。
シェイクスピアは約160通りしかストーリーの型はないと
研究して解明しています。

 


それが正しいかを証明する術を僕は持っていないですが、
正しいと仮定するならば、
オリジナルは160しかなく、それ以外は贋作になります。

 

 

でも、贋作のがつまらないかというと、
そういうわけでもない。
贋作が真作に勝つことだってありえるのです。

 


少し話が飛びましたが、
結局、ほとんどが贋作&ちょっとした工夫の果てに、
生まれてきたものが溢れています。

 


本当の意味での原典なんてものは、
今の世の中に存在しているのだろうか?

 

 

でも、それでいいじゃないですか。
原典である必要は無い。
それよりも人を幸せに出来るかで考えたほうが、
よっぽど素敵な考え方だと思います。

 

 

まあ、ここは個人の考え方なので、
好き勝手に設定してもらっていいのですが。

 


でも、真作を求めることに意味が無いということは、
ビジネスで成功する上では大事なことなので、
忘れないで欲しいなと思います。

 

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